2011年05月31日

Wrightwood, CA より

IMG00079.jpgIMG00080.jpgIMG00081.jpgIMG00084.jpgIMG00085.jpgIMG00088.jpg
また、砂漠から雪残る高山まで一気に登り、今日はライトウッドという町で一休みです。小さな町ですがメモリアルデー(祝日)ということで、町の至るところでイベントが予定されています。しかし、メモリアルデーとは戦没者を弔う日でテレビではパールハーバーの映画がやっていたりと少し居心地が悪い祝日でもあります。

一日中酷暑の渓谷沿いを歩いていると突然たくさんの人で賑わっている場所がありました。そこは温泉が川に流れ込んでいて泳ぐのにちょうどいい水温になっている場所です。渓谷の上の方から見下ろしていると、水着を着ていない人達が数人...。ヌーディストビーチなんてある種の都市伝説みたいなものかと思っていたら、カルフォルニアの山奥にありました。ちなみに脱いでるのはデップリ腹の出たおじさんとおばさん達です。
翌日は週末ということで湖ではしゃぎまわる人達を横目に「何でこのくそアチーのに重い荷物背負ってハイキングしてるんだ?」と自問自答を繰り返しながら早足でそこを抜けました。その日の夕方、トレイルが高速道路と交わる所にマクドナルドがあったのでもちろん行きました。そこも週末の夕食時とあって場違いな感じに心が折れそうになります。よく「一人で怖くないですか?」なんて聞かれますが、山の中で一人になっても全く怖くないのに、周りがグループだらけの場所にボロ雑巾のような格好で一人になるのは怖くて孤独を感じます。

ここ最近は足のマメに悩まされて、靴があわないのか、靴下が厚すぎるのか、それとも日々違うトレイル状況なのか、と色々悩みながら毎晩マメに針を刺していましたがようやく収まってきました。もしかしたら足の大きさが一旦落ち着いたのかもしれません。前回もそうでしたがこれだけ歩くと、足の大きさが変わってきて靴のサイズが1cmくらい大きくなります。少しでも痛みがあると気になってしまうので、これで安心して歩けるかな、と思います。
posted by MIJ at 04:06| Comment(3) | Pacific Crest Trail 中継 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

Agua Dulce "Hiker Heaven" , CA より

IMG00112.jpgIMG00109.jpgIMG00098.jpgIMG00092.jpgIMG00097.jpgIMG00091.jpg

ライトウッドを発ってから雪が残る山を越えた後はHOT, HOT, HOT,
とガイドブックには書いてあるセクションでしたが薄雲が太陽を隠してくれ、気温もそれほど高くならず、天候に恵まれた数日でした。久しぶりに標高の低い土地に下りてきたという感じで、ディズニーランドのビッグ何とかマウンテンみたいな景色にサボテンが生えています。

今日は「天国」と呼ばれる場所で、今まで見たこともないくらい多くのハイカーと過ごしています。ここはかつてのPCTハイカーが善意で開放している場所で、シャワー、洗濯、寝床、インターネット、DVD、ビール、等々...、ハイカーの休息に必要なもの全てを揃えてくれています。ロサンゼルスにも車で30分という距離なので必要ならアウトドアショップなどにも車を出してくれます。とにかく至れり尽くせりで感謝しかありません。トレイルのルート上からほんの少しだけそれた場所にあるのでおそらくほぼ100%のハイカーがここに集まってきます。

次の次の補給地まではもっと暑い区間が続き、それを過ぎるとPCTのハイライトとも言えるシエラ*ネバダ山脈に進入していきます。今年は特に雪が多いと聞くので、ここでシエラに備えて必要な道具を予め通販してシエラの入口となる町に送っておきます。それと、靴に穴が開いてきたので2足目も一緒に。

天気予報では明後日は雨。その前後も雲が多いようなので水の少ない砂漠にはちょうどいいかもしれません...。
posted by MIJ at 10:04| Comment(2) | Pacific Crest Trail 中継 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

Tehachapi, CA より

IMG00113.jpgIMG00117.jpgIMG00118.jpgIMG00132.jpgIMG00133.jpgIMG00135.jpg
HOT, HOT, HOT,
と言われるセクションも天候に恵まれ、汗よりも鼻水を多く垂らしながら歩いてきました。それでも長い距離、水がない区間では何人ものTrail
Angelに助けられ感謝感謝のハイキングです。

トレイルは雲の中にすっぽりと包まれて雨降りの山を下り、完全な砂漠地帯まで下りると「Los Angeles Aqueduct
」に沿って砂漠を横断していきます。響きと雰囲気からすると、ロサンゼルス周辺の都市部に山から水を送る水路で間違いないと思います。Aqueduct
と別れたトレイルは何度もスイッチバックを繰り返しながらひと山越えると今度は風力発電用の風車が何百と建っている谷に下りてきます。強風警報が出てもおかしくないような風に巨大ロボの様な風車がブンブン回っている近くを通ると羽が飛んできそうで恐怖です。その谷を通る道でヒッチハイクをして町まで下りてきました。乗せてくれたのは、風車を造るためにユタ州から出稼ぎに来ている人でした。
この辺りで既に全行程の1/5を過ぎ、次のセクションのガイドブックも日本から郵便局留めで送ってもらい、さっき受け取ってきました。

パシフィック・クレスト・トレイルは5つのセクションに分けることができ南から、
・南カリフォルニア
・中央カリフォルニア
・北カリフォルニア
・オレゴン州
・ワシントン州

気温差の激しかった砂漠地帯の南カリフォルニアから、あと数日で残雪のシエラを抜ける中央カリフォルニアに入ります。
今年のシエラ、記録的な積雪量で未だかなりの雪が残っているみたいです。通常の年でも雪で苦労するというセクション。5日後に到着予定のシエラの入口となる場所には、雪上歩行用のスパイクや化繊ジャケットなどを送ってありますが、正直かなりビビっています。道具が軽くなり、詳細なガイドブックが刊行され、インターネットで情報が入る最近は数年前に比べてずいぶん楽にハイクできるようになりました。恵まれた環境でも不安がっている自分が恥ずかしくなります...。日本人の先輩ハイカー達が乗り越えた困難を今度は自分が乗り越える時が来ました。その先にはシエラの素晴らしい景色が待っているのは確かなので。

PS 体重計があったのでのってみたら10kg痩せていました。ダイエットは順調です。

PPS コインランドリーで乾燥機の温度設定を間違えて、ジャケットやズボンのプラスチックの部分が溶けました。チャックがしまりません。ハァ...

PPPS 次の更新がいつになるかわかりません。心配しないでください。
posted by MIJ at 03:31| Comment(4) | Pacific Crest Trail 中継 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする