2015年06月15日

Salida, CO より

雪をかき分けコロラド州サライヴァまで来ました。峠からヒッチハイクした車内は、 無理して明るく振舞う父とずっと窓の外を見たままほとんど喋らない娘。 10年ぶりに再会したばかりという父娘の微妙な空気感に戸惑いながらの30分でした。

覚悟はしていましたが、身体も心もクタクタです。スノーシューを履いていても腰まで埋まる柔らかい雪になかなか進めずイライラが募るばかり。標高は4000mを越える所もありますが、むしろ森林限界より下の樹林帯が日陰になり雪が多いです。

雪の残る斜面を横断する際、油断していると滑落騒ぎになるので一歩一歩が真剣勝負です。「この一歩集中!坪井集中!慌てないよー!ゆっくりね、ゆっくり!」と松岡修造よろしくのトラバースでした。

ちなみな今年のコロラド州、冬の間は雪不足だったのに5月の降雨量(標高の高い所では降雪)がこの120年で一番多かったようです。
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2015年06月23日

Frisco, CO より

コロラド州フリスコまでやって参りました。これで1,600kmくらい、全行程の1/3です。でも、一日に何キロ歩いたかは面倒臭くなり途中から数えるのを止めたので地図を見て何となくの距離ですので悪しからず。

相変わらず雪の上を歩いたり、下半身が雪埋まり身動きが取れないときに上半身は50匹の蚊にたかられたり、そんな区間でした。でも、良い事もありました。このブログを長くご愛読頂いている方にはお馴染みの「トレイル・マジック」が一日に2回もありました。(※トレイル・マジックとは、地元の人が登山口に飲み物や果物を置いておいてくれたり、トレイル上や立ち寄る町で起きる嬉しいサプライズの事です)

一つ目は、クーラーボックスに満載の飲み物。毎日ちょっと色のついた雪解け水や川の水を飲んでいるので、カラフルな甘い飲み物が心にも沁みます。でも、いくら喉が渇いていても後ろに何人のハイカーがいるか分からないので、暗黙のルールで飲んでもいいのは一本です。

二つ目は、トレイルが少しだけ林道と重なった時に後ろから来た車が止り中からおじさんが声を掛けてきました。

おじさん:「調子はどうだい?何か必要な物はある?絆創膏とかトイレットペーパーは?」

僕:「グレイトだよ!でも、全部足りてるから大丈夫です。」

おじさん:「本当に?」

僕:「はい。」

おじさん:「冷えたビールは?」

僕:「頂きますm(_ _)m」

といった具合で近くのキャンプ場にお呼ばれしてビールをご馳走になりました。

歩いているとこんな感じで沢山の人達に助けられていますが、このブログやFacebookや個人的なメール等のコメントにも、苦しい時に思い出して支えてもらっていますので。この場を借りて、ありがとうございます。

ちなみに、最後の写真の黄色い看板。「ここはかつて軍事演習に使用されていた場所なので、不発弾があるかもしれません。変な物を見つけても触ってはいけません。死ぬかもしれませんよ。」と書いてあります。
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2015年06月29日

Grand Lake, CO より

コロラド州グランドレイクまで来ました。いよいよ、コロラド州も終盤!靴も三足目!そして、その靴が足に合わなくてマメが痛い!

でも、ビールが旨い!
また、トレイルマジックです。週末でごったがえすキャンプ場をトレイルが通過する際に、BBQの煙をまき散らかしてるキャンパーにイラっとしながら歩いていると後ろから声が。

お兄さん:「カナダまで行くの?」

僕:「そうだよ。」

お兄さん:「CDTハイカー?」

僕:「そうだよ。」

お兄さん:「良かったら、ラザニア食べない?ビールもあるよ。何だったら、庭にテント張って泊まっていってもいいよ。」

僕:「(マジかー(゚∀゚)!!!!)是非。」


キャンプ場の近くの別荘に親族10人くらいで来ていた人達が、庭から僕が歩いてるのが見て追いかけて来てくれました。そのうちの一人が2008年にCDTを歩いていて、ハイカーを見ると声をかけて食べ物やビールを家族で振舞ってくれているようです。

ダッチオーブンでラザニアを作っているから、これ飲んで待っててとビールがポンポンわんこ蕎麦システムで出てきました。その後は、今回のハイキングで初めてのキャンプファイヤー、星の観察、またビールと至れり尽せりのおもてなしを頂戴しました。

過去二つのトレイルに比べると知名度の低いCDTですが、トレイルマジックは濃密です。

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