2009年10月06日

雨…

大きな台風が来ておりますが、
窓の外から聞こえる雨音や枝がへし折れそうになっている音をBGMに読んでいただけたらと思います。


今年、アメリカ北東部の各州では
6・7月の降水量が記録更新したほど雨が多かったです。
聞いた話ではメイン州では6月、30日間あるうちの29日雨が降ったらしいです。

北から南に向けて歩いていたスルー・ハイカー曰く
7月にメイン州の川を渡る時に水が胸まであったと言っていました。
しかも目の前を歩いていたハイカーが足を取られて一瞬で15m流されたとか…。
他のハイカーは、流れにのみ込まれてバックパックが流されて持ち物全てを失ったとか…。


(写真はイメージです)


残念ながら、僕は南から北に向かって歩いていて
メイン州に入ったのも9月だったのでそんな武勇伝はありませんが。
それでも雨には心へし折られる事が何回もありました。


雨が降ると、森が暗くて怖い。




雨が降ると、泥だらけになる。




雨が降ると、足がフヤケちゃう。




雨が降ると、川が増水する。




雨が降ると、寝袋がしっとり。




雨が降ると、トレイルが滝になる。




でも、雨だからこそ見られるドラマチックな森の姿もあります。
それに雨が上がった直後の森の緑色ほど美しい色はない。

…って、自分に言い聞かせないとおかしくなりそうで…。


posted by MIJ at 05:54| Comment(0) | Appalachian Trail 後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

Live Simply

歩き始める前、この旅は自分の人生で最大のイベントになり
歩ききった後は、何かを悟り人生観が変わるのかなと思っていましたが…

んなこたぁない。


途中で気づいたんですけど、
アパラチアン・トレイルを全部歩くことなんて
日本で“普通”に生活するのに比べたらよっぽど楽チンです。

山の生活なんて、やる事は↓の3つだけですから。

歩く


食べる


寝る


(あっ、ウンチもするけど写真載せるわけにはいきませんから。そんな写真も撮ってないし。)


日本でそれなりに生活しようと思えば、
朝から満員電車に乗って
夜遅くまで残業して
家賃やら年金やら保険やら何やらをちゃんと納めて
その他諸々面倒くさくてストレスフルな事ばっかりで。

アパラチアン・トレイル、
歩く以外はやってること赤ちゃんと一緒ですから。
posted by MIJ at 05:53| Comment(0) | Appalachian Trail 後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

信念の言葉 と 勇気の歌

昨日あんな事を書きましたが、やっぱりキツイわけで…
そんな時に何回も自分に言い聞かせていた言葉がありました。


「 I am a hiker.」




周りのスルーハイカー達も同じ気持ちだったと思うけど
それぞれ事情や思いは違うとはいえ、
ただひたすら山を歩き続ける“普通じゃない”生活を自ら選んだ自分達「Hiker」を誇りに思い、その一言に全てが詰っているような気がして。
すごくシンプルだけど、
これを心の中で言うだけで自分自身を奮い立たせ、どんなに苦しくても前に進むことができる言葉。


それと、毎晩聞いていた曲がありました。
歌詞と自分の状況を重ね合わせると、雨で湿った寝袋の中でもゾクゾクするほどモチベーションが上がる曲。

良かったら、是非↓
そのまんま東へ / Funky Monkey Babys
posted by MIJ at 05:52| Comment(0) | Appalachian Trail 後記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする